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後払い決済って任意整理できるの?
~Paidy、メルペイ、ZOZOTOWNツケ払いその他について~

※本記事は2024年8月に作成しております。あくまで同日現在の情報になるため、その点ご了承ください。

目次

  1. 後払い決済とは
    1.  代表的な事業者
    2. 利用上の注意点
  2. 後払い決済が支払できなくなってしまうとどうなる
    1.  信用情報が悪化する
    2. ときには裁判を起こしてくる
  3. 後払い決済業者は任意整理できるの?
  4. 各社の任意整理の対応状況
    1.  メルペイ
    2. atone、NP後払い
    3. ZOZOTOWNツケ払い
    4. バンドルカードポチっとチャージ
    5. ミライバライ
    6. クロネコ代金後払いサービス
    7. Paidyについてのご注意
  5. 当事務所で後払い決済につき任意整理のご依頼を受ける場合の方針について
  6. どうしても任意整理で解決できない場合
  7. まとめ

1.後払い決済とは

いわゆる後払い決済サービスというのはPaidyやメルペイなどの、通販サイトで商品を購入した際に支払方法として選択できたり、アプリやプリペイド式のカードにチャージをして、後日コンビニエンスストアなどで代金を後払いできる立替払いサービスです。

クレジットカードのように審査が厳格でないものも多く、スマホひとつあれば気軽に利用できることもあり、近年利用者が増加している決済方法です。

1.代表的な事業者

代表的な後払い決済サービスとしては、Paidy(ペイディ)やメルペイ、ZOZOTOWNツケ払い、ファミペイ翌月払い、NP後払い、atone(アトネ)、ミライバライ、クロネコ代金後払いサービス、バンドルカードポチっとチャージ等様々なものがあり、今現在もどんどんと種類が増えている状況です。

2.利用上の注意点

それだけ利用される方が多く需要があるということかと思いますが、気軽に利用できる反面、使い方には注意も必要です。

「後払い」という呼び方の関係もあり、あまりそういった認識はない方も多いかもしれませんが、キャッシングやカードローン、クレジットカードのリボ払いと同じように、法律上はいわゆる借金(負債)と同じ扱いとなります。

使いすぎてしまって支払いができなくなりそうな場合は早めに対応が必要です。

2.後払い決済が支払いできなくなってしまうとどうなる

後払い決済の支払ができないと、消費者金融やクレジットカード会社、銀行からの借入を延滞してしまうのと同様に支払をするよう電話やSMS、手紙で来るようになります。
後払い決済業者によってはそういった督促を弁護士に委託している会社もあり、弁護士事務所から連絡がくることもあるようです。
 
延滞をしてしまっても、すぐに支払ができればいいですが、何カ月も支払が遅れてしまうと以下のような問題が起こります。

1.信用情報が悪化する(いわゆるブラック扱い)

上記後払い決済業者は信用情報機関であるCIC等に加盟しています(2024年8月時点)ので、数カ月延滞してしまうとその旨が信用情報に登録される(=いわゆるブラックになる)可能性があります。

2.ときには裁判をおこしてくる

何カ月も延滞をしていると、「期限までに支払をしないと法的手続きを行う」といった内容の手紙、SMSが来ることがあります。
心理的に圧力をかけて支払を促す意図もあるかもしれませんが、そのまま放置していると実際に裁判を起こしてくる可能性もあります。
後払い決済の未払いは比較的少額であることが多いかもしれませんが、だからといって裁判をしないとは限りません。
裁判を起こされて対応をしないでいると、請求を認める判決が出てしまい、その結果給料や預貯金等の資産を差押(強制執行)されてしまうこともあります。

上記のような状況になる前に、何とかお金を工面して支払うことができればそれが一番良いのですが、それがどうしても難しいという場合は、任意整理をして支払ができる金額に負担を減らして支払っていくという選択が有効です。

3.後払い決済業者は任意整理できるの?

任意整理というのは、大まかに言うと司法書士や弁護士が間に入って業者と支払方法(金額や支払回数、支払時期)について交渉をする手続きのことです。
では、後払い決済業者に対しても任意整理手続きが可能かどうかという点ですが、手続きに組み入れること自体は可能です。
消費者金融やクレジットカード業者と同様に受任通知を送り、請求を止めたうえで話し合いを致します。

もっとも、中には和解自体になかなか応じてくれない業者もあるため注意が必要です。

4.各社の任意整理の対応状況

下記は当事務所が実際に今まで後払い決済業者と任意整理の交渉をした結果、どういった内容の支払にできたかの例です。

メルペイ

最長で60回(5年)の分割払いに応じてくれることが多いです。

atone、NP後払い

両者ともネットプロテクションズという会社のサービスになりますので、そちらと交渉をすることになります。

月2,000~3,000円の分割払い、また支払時期についても遅らせることができる等、かなり柔軟な和解に応じてくれています。

ZOZOTOWNツケ払い

GMOペイメントサービスという会社との交渉になります。

月2,000~3,000円の分割払いに応じてくれています。

バンドルカードポチっとチャージ

Gardiaという会社との交渉になります。
月4,000~6,000円の分割払いに応じてくれています。

ミライバライ

AGペイメントサービスという会社との交渉になります。
当事務所が交渉した案件では、残念ながらこちらの業者は現状分割払いには応じないとする回答を受けています。
ただし、利息(遅延損害金)がつかないままある程度の期間支払を待ってくれるため、金額がそこまで大きくなければ、その間にお金を貯めて支払うという対応が可能であることも多いです。

クロネコ代金後払いサービス

ヤマトクレジットファイナンスという会社との交渉になります。

当事務所が交渉した案件の限りでは、現状分割払いには応じないようです。

ただし、こちらも上記のミライバライ同様、利息(遅延損害金)がつかないままある程度の期間支払を待ってくれるため、その間にお金を貯めて支払うという対応が可能であることも多いです。

Paidyについてのご注意

後払い決済業者の中では任意整理の対応がかなり厳しめな業者です。

当事務所へのご相談でも、同社に対する受任は可能ですか? という内容が近年増えています。
金額や利用状況にもよりますが、10回から20回程度の分割払いであれば可能なこともあります。
利用状況が良くない(直前に多額の利用をしているなど)と、分割払いを断られてしまった例もあります。
また、高額な商品を購入している場合は返却を求められることもありますので、注意が必要です。

※2025年4月更新情報
最近は、以前よりも対応が軟化しており分割に応じてくれる機会が増えたようです。

 

5.当事務所で後払い決済につき任意整理のご依頼を受ける場合の方針について

任意整理という手続きはその性質上、実際に交渉をしてみないと結果がわからないため、ご依頼をいただいたもののご希望に沿えなかった、思ったよりも負担が減らせなかったということも全くないわけではありません。

もっとも、消費者金融やクレジットカードの借入であれば、お借入れの状況をお伺いすればどのくらいまで負担を減らせそうかある程度予想ができるため、任意整理をしてもまず負担が減らせないという場合は予めそのようにご説明しています。

しかしながら、後払い決済業者の任意整理についてはまだ事例が少なく、やってみないと分からないという部分が大きいというのが現状です。

 

もしご依頼前と比べて良い状況にならなかった場合でも任意整理前の状態に戻せるというわけではありません。手続き前の支払い条件に当然に戻せるというわけではありませんし、信用情報が悪化する可能性もあります。そのため当事務所では、和解が出来ない可能性がある業者については事前によくご説明し、債務整理に組み入れるかどうかをきちんと打合せしたうえで手続を進めるようにしております。

6.どうしても任意整理で解決できない場合

上記のとおり対応はまちまちですが、現在ほとんどの後払い決済業者が任意整理に応じており、負担を減らして支払っていくということが可能です。ただし、状況によってはそれでも解決できないというケースもあるかと思います。
その場合は通常は自己破産や個人再生といった他の債務整理方法を検討することになります。
自己破産や個人再生の手続きであれば、任意整理とは異なり後払い決済業者側の意向を問わず(一部例外はありますが)、法律上半強制的に減額・免除することができますので、任意整理では不可能だった解決ができる可能性があります。
もちろん、それに伴うデメリットもありますが、最終的にはそういった手続きを検討するのも一つの方法です。
当事務所でも自己破産や個人再生の相談にも応じておりますので、ご希望の場合はお問合せくださいませ。

7.まとめ

後払い決済は比較的新しいサービスであり、そのため任意整理の前例も少なく、業者側の対応もまだ安定していない印象で今後も変わっていくものと思われます。

昔からある消費者金融やクレジットカード会社等からの借入であれば任意整理の対応もある程度確立されていますが、後払い決済の任意整理についてはまだ半分手探り状態のようなところもある状況です。

逆に言えば、従来の借入では通常できない条件での任意整理ができる可能性もあります。

支払が難しくなった場合は、どういった方法で解決していくのがいいのか、状況に応じて柔軟に考えていくのがよろしいかと思いますので、まずはご相談ください。

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ごあいさつ

認定司法書士
小泉健太郎
資格
  • 平成19年司法書士資格取得
  • 東京司法書士会所属
    第6542号

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

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