当事務所で個人再生を行い、解決した事例を紹介致します。

どのような手続きをするか迷っている方は、是非参考にして下さい。

S様　来所時の状況

・借金総額５９０万円　+　住宅ローン２５００万円
・毎月の返済１２万円　+　住宅ローン　　　９万円

↓↓↓　個人再生で解決後　↓↓↓

個人再生で解決後の残高

・借金総額　１１４万円　＋　住宅ローン２５００万円
・毎月の返済　約３万円　+　住宅ローン　　　９万円

会社員S様は、お子様と奥様との三人暮らしでしたが、住宅ローンが残っており、またそれ以外にもカードローンなどの借入れが５社、５９０万円もありました。

毎月の返済金額は住宅ローンを含めると２１万円に達し、このままでは経済的再生は難しいと確認して当事務所へご来所頂きました。

当初は自己破産を考えていたようですが、破産をする場合は住宅ローンも破産の対象になる為自宅の売却は避ける事が出来ないという説明をさせて頂いたところ、出来る限り自宅を売らないで手続きをしたいとのご意見を聞きました。

そこで、当事務所ではS様に対し個人再生手続きをお勧めしました。個人再生手続きであれば、住宅ローンは他の借金と区別して、今までどおり払う事が許可される為、自宅を売却しないで住み続けることが出来ます。

そして、上記のとおり、借金が５分の１に圧縮されて、月々の返済金額は大幅に少なくなり、経済的再生の道筋を立てることが出来ました。

O様は自営業で生計を立てていました。

一時期、リーマンショックの影響で売上が低迷していた時に残ってしまったカードローンの返済が厳しくなり当事務所を訪れました。

月々の弁済額は１５万円にものぼり、今までなんとか支払ってきたものの、利息を返すばかりで元本が減っていきません。

そして二人のお子さんが成長し高校、大学へと進学する時期になり、とうとう限界がきたとの事でした。

O様は、来所前に自己破産を考えていました。

しかし、お話を聞いたところ、商売をするにあたって顧客からお金を預かる事が多かったり、在庫を抱えることが多いようで、もし自己破産をしてしまうと、商売が成り立たなくなってしまう可能性が高い事を告げました。

そこで当事務所では、営業をしながらでも債務整理が可能な、「個人再生」を進める事にしました。

O様の債務総額は６００万円でしたが、個人再生を行えば１２０万円に圧縮出来ます。

また３６回での分割が認められれば月々３万円強の支払いで済みます。

何度か面談をし、今の商売の売上から経費と生活費を引いても、そのくらいは余裕があることがわかったため、手続きを行いました。

結果、裁判所で再生計画案が認められ、その後無事支払いを終えることができました。

Y様は、借り入れの総額が４５０万円程度ありました。

そのほとんどはパチンコとパチスロが原因でした。

もし自己破産であれば、原則的にはギャンブルによる借金は免責されません。

しかし、個人再生の場合は借り入れの原因に関わらず手続きを行う事が可能です。

会社員であったY様は、借金さえなければきちんと生活をして行くことが出来るだけの収入がありました。

個人再生を行う事で借金の総額は１００万円に圧縮され、その後は３６回分割、月々２万８０００円を返済すれば良いという事になりました。