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借金の整理方法のひとつに自己破産という方法があります。裁判所で手続きをすることで、借金がなくなる手続きです。ただし、誰でも手続きできるというわけではありません。「こういった場合は自己破産は認められません」といったいくつかの条件があります。
そのひとつに、「賭博」をして「著しく財産を減少させ、または、過大な債務を負担したこと」というものがあります。つまりギャンブルですね。
この規定の趣旨からして、破産法では
「ギャンブルで借金」=「けしからん理由による負債」
という立場をとっているということになります。
この規定は、当然といえば当然だと思います。もしギャンブルによる借金が公然とみとめられるのであれば、まけても破産すればいいんだから、と考えて安易に大金を注ぎ込む人たちが増えることは簡単に予想できます。勝てば儲かりますし、負けても破産すればいいのだから全くリスクはありません。そんな不正なことを避けるためには、とても大事な規定と言えます。
ギャンブルは、負けたらお金がなくなることを自分でわかっていながら、あえて勝負するわけですから、あくまで自己責任となります。
ただし、ギャンブルにはいろいろ種類があります。競馬や競艇、競輪など様々ですが、私自身、パチンコ、パチスロについてだけは、違和感を感じる部分があります。
競馬や競艇とちがい、パチンコ、パチスロは自由な意思とは言えない部分があり、果たして賭け事、というくくりが正しいのかどうか、疑問を抱いてしまう部分があるのです。
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今のパチンコ、パチスロは、とても工夫されています。大当たりする前に様々な演出を行い、打ち手に期待や落胆を繰り返させ、いざ大当たりした際には派手な映像やかっこ良い音楽で、あたった嬉しさを倍増させます。
一度大勝ちを経験すると、その興奮が忘れられずついつい何度も繰り返すうちに負けが込んでしまい、ついには借金をしてしまうというスパイラルに陥ります。この状態はパチンコ依存症と呼ばれており、多くの人たちが辞めたいと思いながらも、お店に足を運んでしまう原因となっています。
一般的に、ギャンブルというのは運の要素で勝ち負けが決まるものであり、ある程度の差はあるものの、どちらが勝つか負けるかわからない、といった公平的な要素があります。しかしパチンコ、パチスロについては、多少の勝ち負けはあるものの、継続して続ければほぼ損をする仕組みになっており、依存状態に陥ってしまうとどんどんとお金を使ってしまうことになります。
これは一種の催眠状態、洗脳状態に近いもので、自分の意思ではどうにもならなくなっている場合もあります。非常に中毒性が高い遊びであって、とてもしっかりとしている方でも陥ってしまうことがあります。
問題なのは、おそらく今のパチンコパチスロは、あえて中毒性を誘発するように出来ているであろうと思われることです。音や映像などの演出はあきらかに打ち手に期待と興奮をいだかせるものであり、次は当たるかもしれない、その次も、と、どんどんのめり込んで行くように出来ているのです。これは、果たして、本人の自己責任と言えるレベルのことなのか、疑問です。
このように、パチンコ、パチスロには人間心理に基づいた中毒性が組み込まれているので、果たして賭博という枠組みになるのであろうか、と疑問を抱くことがあります。
競馬や競艇で、1回のレースに100万円かけたという場合であれば、その時点で負けることも覚悟しているわけですから、自己責任の度合いは大きいでしょう。
しかし、パチンコ、パチスロは1000円からの投資でスタートします。やっていくうちにジワジワとやめられなくなり、いつのまにか数万円、数十万円となっていくのですから、麻薬と同じようなものではないでしょうか。
残念ながら、冒頭で述べたように、自己破産の手続き上は、パチンコパチスロも賭博とみなされてしまいます。原則は破産が認められず、認められたとしても管財事件として扱われ、手続き費用が高くなってしまいます。
しかし、通常のギャンブルよりもずっと依存性が高く、お金をつぎ込んでいる最中は冷静な判断力を奪われているわけで、まともな精神状態とは言えない状況化に置かれているのであれば、100%本人の責任とまでは言い切れません。私自身の感覚からすれば、パチンコ・パチスロが原因の借金は、通常のギャンブルとは一線を画して認識されてしかるべきとも思っています。
当事務所にご相談に来られる方でパチンコ・パチスロが原因という人は少なくありません。そして、債務整理をすること自体に後ろめたさを感じていらっしゃる方も、やはりいらっしゃいます。しかし、今まで述べたように、パチンコ・パチスロにはまっている状態というのは正常な判断力を失ってしまっている状態であり、またそれは人為的に作られたものです。もちろん自己責任がゼロとまでは言い切れませんが、ある種の被害者でもあるわけですから、あまり自分を責めないで良いのではないでしょうか。
パチンコ・パチスロで作った借金だからと言って、遠慮して債務整理を自粛する必要はないのです。
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